herbal self-care 植物(ハーブ)によるセルフケア

私たちのからだには、もともと自ら治そうとする自然治癒力が備わっています。その力を高めることで、こころやからだの不調を癒す方法を自然療法といいますが、中でもハーブティは、最も身近で気軽な、植物を使った自然療法のひとつといえます。

自然療法と聞くと、何か特別な知識が必要だったり、なんだか難しい印象がありますが、実は、私たちは、はるか昔から、植物が持つ癒しの力を気軽に暮らしに取り入れ、自然療法を実践してきました。家のまわりの野山に咲く草花を摘み取り、お茶として飲んだり、アルコール漬けにしてエキスを抽出したり、塗り薬として利用したり・・・。

昔の人々が普段のセルフケアに植物を取り入れたように、まずは、気軽に自分の気になる症状や好みの味わいに合わせてハーブティを選び、一日一杯、飲んでみることをおすすめします。ハーブティが持つ香り、色、味わい、温度などをゆっくりと感じながら味わうことで、日々の慌ただしい生活から忘れかけていた、自分の内側の感覚を再び感じることができるようになるでしょう。それは、自分自身のこころとからだの声を聞くことにつながります。ハーブティを通して、日々の体調を観察し、自分の今の状態に気付くことができれば、それはすでにセルフケアの始まりです。気付きとともに、からだの中の自然治癒力は動き出しています。

それからは簡単です。自分の中の心地よさという感覚をアンテナに、ハーブティを選んでみてください。頭ではなく、なんとなく・・・といった直感や感覚を大切に。植物が持つ姿かたち、香りや色、味わいなど、自分にとって心地よいものが今の自分に最適なハーブティです。


Ingredients 原料について

ハーブティの原料には、日本国内や世界中から集められた無農薬、無化学肥料栽培のハーブを、ひとつひとつテイスティングし、香り、味わい、鮮度、そして、目に触れた時の美しさなどを大切にして選んでいます。また、より野生に近い環境で育った、生命力あふれるワイルドクラフト(自然栽培)ハーブや天然の自生ハーブを積極的に採用しています。それらはオーガニックよりもさらに自然にやさしく、自然がもたらす過酷な環境を生き抜いてきた植物には、紫外線や乾燥、害虫などダメージから身を守り、自らを回復させる力がより備わっていると考えるからです。

​香料は天然由来のものも含めて使用しておりません。

Original Blends オリジナルブレンドブレンド

ハーブティは、JAMHA認定ハーバルセラピストが安全性を確認の上、ハーブの有効成分を効果的に取り入れられるよう、ひとつひとつ手作業でていねいにブレンドしています。少量ずつ、手作業でブレンドすることにより、ハーブの持つ美しい姿かたちや繊細な香りと豊かな風味が引き立つハーブティーに仕上げています。

 また、ハーブティは日常的に飲むことで、植物の力を感じることができます。日々、思わず手が伸びてしまうような、口にすると思わずにっこりしてしまうような「美」「味」しいという感覚をとても大切にしています。見た目、香り、味わいにおいて、美しく調和がとれたブレンドを心がけています。ハーブティーはお薬のような即効性はありませんが、生活の中で接点を増やして長い目で付き合っていただけたら、ゆっくりと身体に働きかけてくれます。なんとなく好きでハーブティーを飲んでいたら、いつの間にか、心身の調子が整ってきた。そんな自然な流れを作れたらと願い、ブレンドをしています。

 

 

Conservation ハーブティの保存方法

▪ 直射日光、高温多湿をさけ、冷暗所に保存してください。未開封ですぐに飲まない場合は、できるだけ、そのまま冷凍庫(または冷蔵庫)で保存してください。

▪開封前で、上記の保管方法を行った場合は、パッケージに記載の賞味期限までは、おいしくお飲み いただけます。開封後は、なるべく1~2ヶ月以内にご使用ください。
 ※ハーブは、時間とともに香りと薬効成分が徐々に弱くなります。早めにご使用いただくことをおすすめします。

 ​▪ 開封後は、密閉容器または、チャック付き保存袋などにパッケージごと入れて、冷凍庫(または冷蔵庫)での保管をおすすめします。特に高温多湿になる梅雨~夏場は、冷凍庫(または冷蔵庫)での保管をおすすめします。
 ※少し大きめの瓶や缶に乾燥剤と共に茶葉を直接入れて保存していただくと、ハーブの偏りを避けるための混ぜる作業もしやすいです。
 ※瓶などに保管する場合は、必ず日光の当らない場所で保管してください。

▪ オーガニックや無農薬栽培、天然の自生ハーブには、虫や卵がつきやすく、特に5月~10月の高温多湿の時期には、ポプリ虫が発生する場合があります。ポプリ虫は人体に悪影響を及ぼすことはありませんが、発生を防ぐため冷凍庫(または冷蔵庫)での保存をおすすめします。また、自然な方法で栽培、収穫、乾燥されているため 稀に他の植物や小石、虫など異物が混入されている可能性があります。原料到着、ブレンドの際の2段階で選別しておりますが、混入していた場合は、取り除いてからご利用ください。または、当店へご連絡後、商品をご返送いただければ、新しい商品と交換させていただきます。

 

Atention! ご使用上の注意 *ご購入の前に必ずお読みください。

▪ ハーブは、ヨーロッパでは医薬品として認めている国もありますが、日本では認められておりません。この商品は治療や薬としての有効性を保証するものではなく、健康の維持・増進を目的としてご使用ください。

▪ ハーブは食品ですが、万が一、具合が悪くなった場合は、直ちに使用をやめ、医師にご相談ください。

​▪ 一日にティーカップ2~3杯程度までの飲用をおすすめします。

​​▪ 妊娠中や授乳中、また、持病のある方、お薬を服用されている方は、医師にご相談の上、ご使用ください。

▪ 植物アレルギーのある方は、アレルギーのある植物と同じ科のハーブティーの飲用にご注意ください。

 例 〇キク科のハーブ:ジャーマンカモミール、カレンデュラ、エキナセア、サフラワー、コーンフラワー、ステビア、ヤロウ、菊花、よもぎ、ダンディライオン、チコリなど 

     ⇒ヨモギ、ブタクサ、キクなど秋の花粉症の方はご注意ください。 

   〇セリ科のハーブ:フェンネル、ディル、アニス、アンジェリカ、クミン、コリアンダーなど

     ⇒パセリやセロリ、ニンジンなどにアレルギーのある方はご注意ください。

   〇イラクサ科のハーブ:ネトルなど

   〇イネ科のハーブ:レモングラスなど

 


妊娠中、授乳中の方へ

当店では、妊娠中や授乳中にも安心してお飲み頂けるよう、JAMHA認定ハーバルセラピストが安全性を確認の上、ブレンドしています。「HELLO, MAMA」シリーズよりお選びいただくか、または、「 妊婦・授乳期適応ブレンド早見表 」をご参考にお選びください。

妊娠中・授乳中のママの心身は、とてもデリケートです。
​大量に飲むのは避け、一日適量(1~3杯程度)の飲用をお守りください。心身が特にデリケートな期間である妊娠初期(妊娠4ヶ月頃まで)の方のハーブティーの飲用はお控えください。

 

 

ハーブティのお子様の飲用について。又は、胃腸が極度に弱っている方(胃痛、胃炎、胃潰瘍、過敏性腸症候群などの症状がある方)の飲用について。

1歳未満の乳幼児への使用はお控えください。

1歳以上の体がまだ発育段階のお子様(目安として小学生頃まで)、又は胃腸が極度に弱っている方は、茶葉の使用量を大人の1/2~2/3量にするか、または、水やお湯などで薄めるなどしてご使用ください。

 アレルギー体質(特に植物アレルギー)のお子様は、ハーブティーの飲用にはご注意ください。詳細は、上記「ご使用上の注意」をご参照ください。

 

 

ハーブティの日常への取り入れ方について

ハーブティも食事と同じく、いろいろなものをバランスよく取り入れることが大切です。数か月以上に渡り、毎日同じお茶を飲み続けたり、毎日大量に一種類のハーブティを飲むことは、「体が慣れてしまうから」という理由のほかに、体の負担になったり、体内に新たなアンバランスをもたらしてしまうことも考えられますので、お控えください。そのため、soma herbでは、基本的にブレンドされたものを飲むことをおすすめしています。

ただし、慢性的な症状の緩和や体質改善を目的とする場合は、1日2~3杯を最低3ヶ月は続けて飲まれることをおすすめしています。からだの細胞が入れ替わる周期は、3ヶ月といわれています(※からだの全ての細胞が入れ替わるには、5~7年かかるといわれています)。年齢や食生活、生活習慣などによって異なりますが、飲み続けて2~3ヶ月経った頃に、心身に変化を感じられることが多いようです。長期間飲用する場合は、3週間続けて一週間休んで見直す、というサイクルを必要に応じて繰り返します。症状が落ち着いて「もう大丈夫」と感じたら、休止期間を設けることもハーブの働きを効果的に取り入れる上で有効です。

ハーブティーに限らず、栄養素は空腹時に摂取すると、満腹時と比べて吸収率が上がります。ハーブティも基本的には、食事とは別に、食前や食間など、空腹時に飲まれるとより効果的です。嗜好品としていただく場合は、お好きなタイミングで!また、ハーブは利尿作用を持つものが多いので、夜19時頃までに飲まれるといいでしょう。不眠対策など夜寝る前に飲むハーブティーは、茶葉をやや少なめに。​